ユフリラの森

また寒の戻りで由布岳は霧氷に覆われる
積雪しないが雪がちらつく日もある

由布岳遠望

今週は132本の木に防獣ネットを取り付けた、皮を剥がれたカエデに施した最終仕事の写真です。年末から3か月を要し、時間と金を浪費する馬鹿馬鹿しさですが、森を守るためには仕方がないです。

ソメイヨシノのテングス病にかかった枝の剪定
何処がテングス病か分かるかな?
放置すると木に蔓延するので取り除いた方が良いです
3年ぶりにの剪定ですが、50%ほどが罹患しており、7本の枝がテングス病にかかった木もあった、病気に弱いソメイヨシノに変わり新品種のジンダイジアケボノが出ました、今後はこの苗に植え替えます。

テングス病に罹った枝
小さい枝が沢山出て、枝が曲がりくねることが多い
この枝には花はつきません

切断した枝の切り口には保護剤を塗る

テングス病に罹った枝は予防のために集めて焼却する

野外炉で火を焚き燠を作る

その上にテングス病の枝を載せ焼却する、燠があり火力があると生木でも燃えます。

オニユリ100球ほどを大きなポットに植え替えた
路地に植え、昨年綺麗な花を咲かせた50球ほどのオニユリは猪に食われて全滅しました、今度路地に植える場合は、何らかの保護がいる。

死滅した日本ミツバチの巣を開けた
蜜がたっぷり残っています、ミツバチが死んで残してくれた蜜なので、感謝していただきます

巣に蓋をしている蜜蝋を取り除き、コンテナに入れ自然に蜜が出るのを待ちます。

蜜が入ってない巣は、お湯で溶かし蜜蝋を取り出す
蜜蝋は日本ミツバチを巣に呼び込む誘引剤として使う

融けた巣

不純物を取り除いた蜜蝋

今週は鹿を2頭捕獲した
1頭は立派な角を持った大鹿でした、この大きさから察すると、さぞ森を荒らしまわったことでしょう。
直近の5頭は、雪に残した足跡に罠を仕掛け捕らえたものです。